心と頭の危険信号2015年06月16日 14:34

土日でI塾マルチピッチ講習@小川山。海坊主さんと。
土曜日は前回敗退した大貧民。日曜日はスラブ状岸壁のバリルート。

今回は本当の危険とニセ危険に遭遇したときの心と頭の信号について。
例えば前回私が敗退した大貧民の2ピッチめ。今回行ってみたら驚くほど簡単。なぜ前回ダメだったか自分なりに反省してみると、斜度のある壁に慣れてなかった(前日は春の戻り雪)点とルートじゃないかもという気持ちが強すぎて、メンタル的にダメだった。頭できちんと考えれば行けたんだと思う。

4ピッチ目のチムニ―セクションは、ルートを見ていないのに行けないと思い込み、海坊主さんに偵察にいってもらって迷惑をかけてしまった。これも頭で考えてないパターン。

オマケピッチは何度かトライ。岩に乗り移るムーブは起こせるかも知れないけど、ダメだった場合に戻れないと判断して敗退。これは頭と心の信号が一致したパターン。
スラブ状岸壁のコルに降りるルートは、失敗したら確実に死ぬので頭の信号が大点滅。コルは見えてたんだけどねー。敗退。

今回塾長から、気付いたリスクについては何がリスクなのかを考えて判断するようになりましたねとの評価。気づいてないリスクもあるので、まだまだだけど、自分としては一番の弱点だと思っていたので、どんなルートを登れた時より嬉しかった。
マルチピッチは面白い。

自分メモ
一度登ったルートは簡単に思ってしまう。心の危険信号が誤った情報を流すのかな。
スラブセクションは場合によってはカムを置いていくのも手。フォローの人は大変だけど。
フォローの場合でルートが厳しいと感じたら、荷揚げしてもらうことに躊躇しない。荷物を背負って登ったからといって自慢にはならない。
荷揚げのときのロープの長さは核心がどれくらいの長さかによる。核心が10Mなら10M伸ばす。
荷揚げの際、ザックの肩ベルトで固定した方がよい。ループは弱い。
ロープの絡みはリード交代時やオブザベの時に発生しやすいので注意。ビレイヤーは左手で絡みを取りながらビレイするとよい。
藪漕ぎのときはカムのカラビナをサムループに掛け直すと歩きやすい。
捨て縄で懸垂するときはロープは下引きの方が引きやすい。
セルフを延長してルートを見に行くのは時間の無駄。リードの準備をして見に行きカムがたりなければ戻って足す。
落石が起きるルートでは、ロープは落石ラインから外す。ビレイポイントも同じ。
奥まったところにある木をビレイ点にする場合は、パワーポイントを延長した方がロープの流れがよいし、フォローも見やすい。
リードでロープが大屈曲するような事態になったら一度切った方がよい。