頑張らない判断2018年12月12日 22:20

日曜日にI塾講習でユガマク。
この日、フック船長でフォール。フォールした時にロープが足に絡んで頭から落ちて頭を壁に強打。幸いメットを被っていたので何事もなかったけれど、被っていなかったら大怪我になっていた。
ものすごく反省するとともに改めてクライミングという遊びの怖さを感じた。

反省を込めてその時を思い返すと、ランナウトしていることは自覚していた。落ちたら相当落ちることもわかっていた。でも勝負に出てしまった。今思えば、あそこは頑張ってはいけないところだった。OSがかかっていたわけでもないし、すでに2ピンめでテンションしていて次のトライのためのムーブの確認中だったんだし。
ではなんで頑張ってしまったのか。

まずは登りたかった。と言うか上に抜けたかった。同じ場所で苦労していた人を知っていて、その人より自分は登れると思いたかった。そんな嫌な深層心理が働いたのかもしれない。

講習だから頑張らないといけないという気持ちもあったと思う。加えてボルダーだと次の一手が取れると登れることもあると知っているから、登る方にスイッチが入ってしまったというのもある。
いろいろなことが重なって行くという判断をした。一方でロープが足に絡まるとは全く考えていなかった。

ものすごく当たり前のことだけれど、ジムボルダーと外岩のリードは全く別物。気にしなければいけないことが山ほどあって、どれか一つでも疎かになると怪我をする可能性があると言うことを肝に銘じた日だった。
クライミングは難しい。

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