抱きつき力の向上2016年04月03日 13:39

土曜日はkozzzzyさんと再び瑞浪。

金曜日の夜に用賀のスタバで待ち合わせして途中で仮眠をとり土曜日の朝岩場に到着。

前回はワイドを全く触らなかったので、今回はワイドやりたいです〜って張り切ってやってきたものの、前日の夜に相当雨が降っていたのでドロドロになりそう。

悩んだ末に取り付いたのは「あーらよ5.8」。これ、名前と全然違って「あーらよ」とはできないフィストとオフウィドスのルート。
下部は肘を曲げれば止められるけど上に行くと全く止まらない。
足ジャムも普通にやったのではスカスカ。

1便目は早々にテンション。kozzzzyさんからいろいろムーブのアドバイスをもらうけど全然わからない。
右肩までクラックに入れたら身体が岩に張り付いて懐が開けられないから足が上げられない。左足のスメアも効かない。仕方がないので人工登攀で上まで抜けた。人工登攀ができるようになったのはえらい。

すっかり力尽きてもう後はビレイでいいやと思っていたけれど、kozzzzyさんのアダムトライが意外と早く終わってしまい、もう一度やってみることにした

あーらよ2便目。
左足のスメアの場所をよく見て乗ったら力を抜かない。右足はつま先と踵で止める。これも力を抜かない。片方に完全に乗れたらもう片方を上げる。足から常に力を抜かない。
肘曲げが決まらなくなったら左はガストンで右は岩を押す。右と左で岩に抱きつくように。
テンションは入ったけれどなんとかムーブはできてトップアウト。全身疲労困憊。でも今まで全くやったことがない動きだったので面白かったし、何より1便目で諦めなかったのはエライ。

kozzzzyさんには運転からムーブのアドバイスまでお世話になりっぱなしですみません。
景色のよい瑞浪で、怖いけどOSトライを楽しめた(かな?後から思えば)。本当にありがとうございましたー。

帰りに美味しい桜餅とクルミ餅を買って帰る。これから暑くなるのでしばらくはツアーないと思うけれど、またぜひ行きたい。

何かが違う2016年04月08日 20:50

水曜日は日吉でジム練w/海坊主さん、FK組長。

瑞浪でトライした「あーらよ5.8」は、フィストサイズと肘サイズ。日吉の一番右のクラックと同じくらい。なのでこれを練習するといいかもと思って早速試したけど全然ダメダメ。

前からそうなのだけど左手と左足はきまるのに、右手と右足は決まらない。何が違うんだろーと海坊主さん、組長を巻き込んで研究した結果、右足を上げるときは身体が開いてしまうことが判明。そのために壁に近づけていないから?足が入れられないのもそのせい?
原因がこれかどうかはまだ定かではないけれど、左と右で何かが違うことは確か。
そういえばルーフクラックのハンドも右の方が下手。利き手は右なのに不思議~。

この日は、イケメンインストラクターが日吉に登場。相変わらず爽やか~。
もったいないことに私のことを覚えていて声をかけてくれた。三宅島や瑞浪の話をしたらアドバイスまでしてくれ、すっかり嬉しくなって、気がついたら海坊主さんと組長をジムに残して帰ってしまった。あんなにクラック壁で相談にのってもらったのに。ごめんなさい~。

一進一退2016年04月10日 13:28

土曜日はFK組長ご一行に混ぜてもらってユガマク。
先週ゼルダをRPした組長は「シャクシャインか帰還兵をやりましょう!」とやる気満々。

シーズンオフに入りつつあるユガマクは空いているかもと思いきや、山岳会の団体で結構賑やか。I塾の講習もこの日はユガマク。

「いんちきするな」でアップして、組長の「クリスマスローズ10b」OSをビレイ。残念ながらOSはならず。私も再登ならず。昨年5便も出してRPしたルートなのに、かかるかかからないかのシワカチホールドが怖くて行けない。瑞浪で足ジャムばかりしていたから?

その後「アダブカタブラ10a」もワンテンしてしまい、すっかりイジケモード。しかしここで気持ちを立て直して2便目で再登。足を正面からしっかり置くこと、腰を入れることを意識。足が決まれば怖くないと自分に言い聞かせる。マゾおけさも何とか再登してめでたしめでたし。

私にとってクライミングは一進一退。できたと思ってもすぐできなくなる。岩のコンディション、自分の気持ち、順番待ち、いろいろなことが関係するけど、悪いコンディションでもきちんと登れるレベルが自分の実力なんだろうな~。腐れ雪こそ実力が分かるスキーと同じ。
また頑張ろー。

ムーブ講習2016年04月17日 21:02

木曜日はI塾ムーブ講習。

まずはいつものトラバース。
このトラバース練習は結構楽しい。こんな悪いのでレストできるかっていうホールドを、ああでもないこうでもないと探って何とかレスト体勢を作る。
塾長からは身体が温まらないうちにそんなことすると指が終了になりますよと注意されたけど。

この日はオブザベとハングドックを練習したかったので、早速巨神兵11bをオブザベ。あそこが取れたらマッチしてニョロニョロに足を置く。その後はあそこのガバっぽいところで考える、と一応算段。
ところが登り始めたら、そんな算段をしたことさえ忘れていてその場判断。後で塾長に指摘されて初めて思い出した。オブザベしてからトライまで時間が空いたこともあるかもしれないけれど、思い出そうよ。私。
もしかしてオブザベができないのは、オブザベ力の問題ではなくて記憶力の問題かもしれない。あるいは舞い上がってオブザベの結果を具現化できない精神力の問題?
何れにしても問題点が見つかってよかった。ハングドックもしてムーブも探れたし。

この日は雪山講習でお世話になったガイドさんも参加していて、来シーズンの新しい遊びについても相談できた。早く雪が降らないかなー。

自分メモ
~身体が温まらないうちに悪いホールドを持たないように。指が消耗する。
~レストの時は手を後ろに下げる意識ではなく、力を抜く意識。ムリに後ろに下げると力が入ることも。
~身体の向きを切り替えるときに弧が大きくなりがち。腕を曲げることで小さくできる。
~反動で足を上げる振り子足を使えるようになると、手数を少なくできる。足を行きたい方向に下げてから蹴ること。ちなみにこの練習はヒップアップに効果があるとかないとか。

粘り2016年04月19日 11:26

土曜日はユガマク正面壁w/kozzzzyさん、神、神のお友だちFMさん。

正面壁は昨年11月の一番落ち込んでいるときに行って敗退ばかりした場所。
その旨をkozzzzyさんにお伝えしたら、僕たちは登るのを無理強いはしないし、自由に登ればいいのでは?と言われてそれならダイジョブかなーと参加。

到着後、早速オブザベ。
kozzzzyさん達がアップで登っているルートの隣にあるエミリー5.9。掃除はされていないけれど、ちょっと寝ているし、草を抜いたら登れるかも?と雑なオブザベで取り付いたら、案の定、草がすごすぎ。左のクラックの方が明らかにキレイなので、ビレイヤーの神に変更を告げてそちらに行く。
でもワイドセクションからでるところのムーブができなくて何度も何度もやり直し。最後は右手フィンガーで左手で棚をとって身体を上げると決めたけど左手の棚が取れなくてフォール。そこはAゼロしてとりあえずTO。
変更したルートはNo.3ルート5.9だった。

もっと心休まるルートを探してペーパードール10a。最近のロクスノではダウングレイドされたらしい。1ピッチめを無事登れた。続いて隣のポニーテールOS。よかった~。

これでもう今日は終わりにしようと思ったけどなぜかやる気を出してしまい、No.3ルートに夕方からトライ。前回フォールしたところで前より可能性の高いムーブは起こせたけれどまたフォール。しかも念のために決めたマスターカム青が抜けてその下のエイリアン青で止まった。その下に赤キャメ、青キャメも決めていたので落ちても大丈夫とは思ったけれど、カムが抜けたのはよくない。

やや無理な体勢で決めていたこともあるけど、マイクロカムは歩きやすいことをもっと考慮して決めた方がよかった。

時間をかけすぎてビレイヤーのFMさんにご迷惑をかけてしまった。反省。

でもハングドックしてムーブを考えられたことは、自分的にはかなり進歩。ネバネバ系クライマーの仲間になれたかも。かも?

帰りにkozzzzyさんお薦めの真鶴港の居酒屋さん。金目鯛の煮付けが安くて美味しかった~。


自分メモ
~No.3ルートのできなかったところはもっと慎重に足を探すこと。手ではなく足にもっと注意を払うこと。
~マイクロカムの場合、斜め下向きに決めた方が落ちた時に外れるリスクが小さくなる。かな?