クライミングに向かない性格2015年11月01日 13:10

土曜日は湯川でクライミング修業。

先週末の疲れが抜けないうちにボルダリングに行ったのがいけなかったのか全身の疲労。キャンセルしようか迷ったけれど、赤カム2個持ちのSTさんにも声をかけたのでとりあえず岩場へ。

先週と違って曇りなので岩場は寒い。三宅島チームも寒さのためミズガキから転戦してきたくらい。他にも信州大学山岳部、先週末もお見かけしたペア2組などで岩場は大にぎわい。

結論から言えばバンパイアのトライはダメダメ。先週末にトップアウトできたのが不思議なくらい。怖くて早々に敗退。

敗因をいろいろ考えてみると…。
まずは他の人のビレイをしているうちに順番待ちとなってしまい、アップがほとんど意味をなさないくらい時間が経ってからトライしたこと。先週はもっとゆっくり取り組めた。
そしてやはり今の私にはオーバーグレードだった。OSやRPしている人はメパさんにしてもあーやさんにしても私より全然登れる人達。ジャミングだけでなくフェース力もつけないと登れるようにはなれない。
後はメンタル。私の場合登りたいという気持ちになるまで時間がかかる。バンパイアがダメならサブタナル登れば?と言われたけど、そんなすぐには心の準備ができない。心の準備をしているうちにいつの間にか他の人のビレイで時間が経っている。

そんなこんなで、岩場に行ったけど全然頑張れなかった。そして頑張れなかった自分が不甲斐なくて、クライミングは向いてないと落ち込んでいたら、STさんが写真を送ってくれた。

写真の私は、頑張っていた。怖いよ~と思いながらも何とか登ろうとしていた。それが判ってちょっと元気になれた。

怖がりだし、これを登りたいっていうルートもないから、クライミングは向いていない。それはかわりないけど、もっとゆっくり楽しもう。
人から進められるルートじゃなくて自分が登りたいルート、人が行きたい山じゃなくて自分が行きたい山に行こう。

ユガマク2015年11月05日 07:52

火曜日祝日は、ユガマク。ハルル、geraさんと。

先日の不甲斐ない1日でクライミングは向いていないと悲しんでいたのに、またまたクライミング。

アップしてアン10aOSトライ。出だしのクリップで失敗。クリップ位置から離れた左側を上がりすぎてしまい、それ以上上がるとクリップできなくなる。クライムダウンしてやっとクリップしようとしたらヌンチャクからカラビナが外れてしまった。別のカラビナをかけて事なきを得たけれど危なかった。登る前にギアのチェックをしないとねー。
テラスで一息ついてからトライ再開。2つめのクリップから左にトラバース。3つめのクリップから上に抜けるところがランナウトするので怖い。マントルを返せずテンション。大分休んでから無事トップアウト。
2便目も同じところで怖くてテンション。でも頑張れば次は登れるかも。何より頑張る気持ちになれるルート。

ピーターパンロックのシンドバッド10b。上部の被ったところでボルト位置を見失って隣のルートに出張したらそのまま帰ってこれなくなった。次にトライしたgeraさんによるとボルトの近くにガバがあったらしい。そうなんだ~。でも届かないかも。またやってみよ。

ハルルはクリスマスローズを2撃でRP。すごーい。おめでと―。帰りにフォルクスでお祝い。

クライミングで落ち込んだ気持ちは、クライミングで治った。地道に自分のペースで頑張ろ。

冬支度2015年11月05日 20:53

水曜日はI塾ムーブ講習。
お一人様だったら、アックスの振りを見てくださいねーと前からお願いしていたら実現。しかもアイス仲間としてハルルも参加してくれた。ありがたいことです。

去年から始めたアイスクライミングだけど、アックスが氷に刺さらない。刺さらないと怖くて登れない。登れないと楽しくない。
アックスが刺さらないのは、振り方が下手で猫パンチになっているせい。なので今シーズンはもう少し楽しくアイスクライミングをやるために振り方を改善したい。

ランナウトの外壁にあるホールドで練習。早速アックスで刺す。バス!ドス!とすごい音がしてなぜか上手く振れている。塾長からも結構上手いとお褒めの言葉。
1年経って慣れたのかと思ったけど、後でビデオを見て原因がわかった。

外壁のホールドは、私には少し高い位置にあるので、刺す瞬間に腕をまっすぐ伸ばしている。塾長は少し壁から離れることで腕を伸ばして刺している。ハルルはちょっと曲がっているのでちょっとだけ猫パンチ。
なるほど~。アックスを上手に刺すには腕をまっすぐ伸ばせるかどうかだったんだ。
それが証拠に壁を登ったときは、怖さやら足位置やらで、腕を伸ばして振れていなかった気がする。
ちょっとしか振れないとちょっとしか刺さらない。怖さ倍増の悪循環を今年は改善できるかなー。

自分メモ
壁を刺した瞬間には腕がまっすぐ伸びているように。実際には、刺す場所によって足位置を変えたりや身体を壁から離すことで工夫する。
刺す前に刺す場所をツンツンしておくとイメージしやすい。
アックスは肩から振りだすイメージ。身体全体を使っても可。

アンダーを取りに行くときは、ホールドをとる前に足をあげておくと、とったあとに効きやすい。
レストする際に、腕をおもいっきり降る、少し降る、ダランとさせる。どれもやっておくと身体が自然と選択するようになる。

冬支度その22015年11月08日 09:14

土曜日は塔ノ岳表尾根縦走。

最近クライミングばかりやっていて山を歩いていない。冬山に向けてヤマヂカラをつけないとねということで。

秦野駅に到着するとヤビツ峠行きのバスは長蛇の列。奥多摩の西東京バスだと、すぐに臨時バスを出すところだけど、神奈川中央バスは動きが遅い。ようやく1台臨時バスが出て無事乗車。

ほとんどの人がヤビツ峠で下車。登山口まで下ってハイキングスタート。登山口で3キロの石を910m運ぶボランティアを募っていたので参加。私が参加したので私の後から来たおじさまたちも参加。相当バテていたので申し訳なかった。
二ノ塔、三ノ塔、烏尾山と順調に高度を稼いで行者ヶ岳。お天気がよくて気持ちがよい。富士山もよく見える。
いつもへこたれる頂上直下の登りも今回はゆっくりだけど休まず登れた。ほとんど山歩きはしていないけれど基礎体力は落ちてないのかな。

頂上は残念ながらガスガス。でもハイカーはたくさんいて賑わっていた。真新しい可愛いウェアの女の子たち。スタバのオリガミコーヒーをじっくり入れる若者。破れたウェアにテープをつけているような人は一人もいなかった。

帰りは大倉尾根をひたすら降りる。途中で沢登で痛めた右膝が痛み始めた。サポーターをしてサポータータイツも履いているのに。早く原因をつきとめて治さないと雪山に行けない。

表尾根は変化があって景色も良いので好きなルートのひとつ。電車で気軽に行けるのもよいなー。また行こう。

前傾壁入門2015年11月10日 21:13

日曜日は雨につきベースキャンプでジム練。geraさん、メパさん、STさんと。初めて電車で行ったら意外と近くてびっくり。

9から10cまでをいろいろ登って、最後はボルダー。なぜボルダーになったかというと、私が前傾壁が苦手で練習したかったから。5級、4級をいろいろ触ったけどできたのは5級だけ。メパさんたちに比べてリーチがないこともあるけれど、足の書き込みとか、手の飛ばし方とか、悪いホールドの持ち方とかが明らかに下手。前傾壁は基本腕で登るのかと思っていたら違っていた。こういう基礎ができてないから登れないのかも。練習しよ。
いつかバンちゃんをやっつける日のために。

この日はスーパー小学生のAちゃんが来ていたので、近くを通って身長を確認。背は同じくらいだった。体重はたぶん30キロ台。ふーむ。私が登れないのは当然かも。

ところでネットで見つけた初心者がボルダリングのモチベーションを上げる5つの方法。①新しいシューズを買う②外岩に行く③目標を決める④クライミング仲間と飲みに行く⑤コンペに出る
①、④はすでにやった。むしろやり過ぎ。②はむしろテンションが下がった。⑤は無理だから③をやるのかな。目標かー。何だろう。